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布橋に涼やかな音色 諏訪大社上社本宮が風鈴約1000個

2025年7月15日


 諏訪大社上社本宮(諏訪市)の回廊「布橋(ぬのばし)」に風鈴約千個が飾り付けられ、涼やかな音色が参拝者らを迎えている。きょう15日から、願い事を書いた短冊を風鈴につるし成就を願う祈とうも受け付ける。初穂料は500円。飾り付けは9月初旬まで。
 夏に涼しく参拝してもらおうと、初の催し。風鈴は透明なガラス製で、夏らしい4種の柄(ヒマワリ、アサガオ、アジサイ、金魚)が描かれている。約100メートルの回廊の上部と左右にずらりと並び、風が吹き抜けると一斉にチリチリと音を立てている。
 祈願短冊は授与所で受け付ける。梶(かじ)の葉、ヒマワリ、アサガオ、金魚の4種類の柄から1枚を選び、願いを書き入れ、布橋の左右の風鈴に自分で取り付ける。諏訪大社は「お諏訪さまは古くから風をつかさどる神としても祭られる。風鈴の風と共に祈りを込めてもらえたら」としている。
(写真は、諏訪大社上社本宮の布橋に飾られた風鈴)