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春の高校伊那駅伝 来年は3月22日開催

2025年7月11日


 春の高校伊那駅伝(県高校新人駅伝競走大会)実行委員会は9日、総会を伊那市役所で開き、大会を来年3月22日(日)に開催すると決めた。約30人が出席し、物価高騰や人件費の上昇に対応するため、大会参加費などを見直す事業計画を承認した。
 前回大会までと同様、伊那市陸上競技場を発着点に男子6区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロを走る。男女別に総合の部と県内の部を設け、各部門とも区間賞も用意する。中学生長距離競走伊那大会も併せて開く。
 参加費は、県外チームを対象にこれまでの1人1000円から1チーム1万5000円に改める。参加費の支払いが免除される招待チームも現行の23チーム程度から6、7チーム分削減する。大会が県新人大会に位置付けられているため、県内チームの参加費は据え置く方針。
 実行委事務局によると、開催費は毎年5〜8%のペースで上昇を続けており、持続可能な態勢整備が必要と判断。見直しによって収入は約130万円増加する見込み。春開催の大会は限られることから、出場をやめるチームはないとみる。
 2027年大会で男子が50回目を迎えることから、記念事業を検討する小委員会の設置も決めた。実行委員長を務める白鳥孝伊那市長は「無事に開催できるよう、皆さんの知恵を借りながら(大会を)つくり上げていきたい」としていた。
(写真は、来年の大会の計画などを協議した総会)