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特製ちゃんこ提供 荒汐部屋「ふれあい祭」に1000人
2025年6月22日
下諏訪町の荒汐部屋交流連携実行委員会は21日、町内で合宿をしている荒汐部屋の力士と交流する「ふれあい祭」を赤砂崎公園で開いた。部屋特製の「鶏塩ちゃんこ」の振る舞いや、力士らとの記念撮影などを企画。地域住民や県外の相撲ファンなどおよそ1000人が詰めかけ、にぎわいを見せた。
力士に人気というちゃんこは、300食分用意。午前7時半から整理券を配り、早朝から券を求める人で長蛇の列ができた。
稽古が終わって準備が整うと、力士たちから直接手渡しで受け取り、笑顔で頬張っていた。一緒に記念写真に納まったり、サインを求めているファンの姿も見られた。
朝6時半から並び、家族5人でちゃんこを味わった長田圭市さん(41)=湯田町=は「(力士や稽古が)なかなか見られないので、いい機会になった。ちゃんこもおいしかった」、息子の圭人ちゃん(4)は「お肉がおいしい」と笑顔だった。
部屋のちゃんこ長を務める内海さん(36)は、おいしさの秘訣(ひけつ)は「愛情を注ぐこと」と言い、「遠くは北海道から来ていると聞いた。おいしく味わってもらい、いい思い出になってほしい」と話していた。
(写真は、限定300食の鶏塩ちゃんこを手渡す力士)