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荒汐部屋下諏訪合宿 迫力満点に稽古開始 観衆400人見守る 赤砂崎公園で24日まで
2025年6月15日
下諏訪町で合宿している大相撲荒汐部屋の稽古が14日、赤砂崎公園多目的広場の土俵で始まった。力士の姿を一目見ようと、集まった観衆は約400人。迫力たっぷりに体をぶつけ合う力士の様子にかたずを飲み、応援の視線を送った。
稽古は午前7時半ごろに始まり、幕下以下の力士からぶつかり稽古をしたり、四股を踏んだり。関取の大青山関、若隆景関も順に加わり、計14人がそろった。力士たちは、息を切らしながらも繰り返し激しくぶつかり合い、9時半ごろまでみっちりと稽古した。
小学校で力士と交流してから親子でファンになり、毎場所テレビで観戦しているという下諏訪南小5年の児童は「真剣な姿がきのう学校で会った感じと違った。体と体が当たる音など、迫力がすごかった。あしたも来ます」と笑顔だった。
2019年以来、6年ぶりに下諏訪合宿に参加している若隆景関は「東京に比べて涼しく、(前日の歓迎会で)応援していただいていることが実感できた。温泉で体を癒しながら、しっかりと名古屋場所に向けて体を作りたい」と話していた。
稽古は19日(木)を除く24日(火)までで、自由に観覧できる。連日、キッチンカーやテントで弁当などの販売もある。(写真は、多くの観衆が見守る中、稽古に励む若隆景関たち)