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辰野の70年たどる写真展 7日から
2025年6月5日
辰野町の新町発足70周年を記念する「辰野町を振り返る地域参加型写真展」が7日(土)から、下辰野商店街にある旧呉服店「角十」をメイン会場に始まる。たつの新聞社が第77回「信州辰野ほたる祭り」(7〜15日)に合わせて企画し、町の風景や歴史、文化などをテーマに地域住民から写真を募って展示。これまでの歩みに関心を寄せてもらう切っかけをつくる。
町やまちづくりに取り組む一般社団法人「○(まる)と編集社」などの協力を得て企画した。同商店街の「白木屋」、「16factory(イチロクファクトリー)」「トボックス」「リバー」をサブ会場に計5カ所で開き、A3判パネルに加工した計70枚の写真を飾る。
内容は新町発足当初の街並みがメイン。一部は発足当初と現在の様子を見比べることができる対比写真も用意する。現在は開催されていない地域の祭りやイベント、2006年7月と21年8月に町内で発生した水害の様子も伝え、来場者に回顧してもらう。
4日は写真展に賛同した住民有志が、展示準備をした。パネルのほか、2L判の写真、キャプションを各会場の壁に張った。
写真展関連の催しで、祭り期間中の土日曜日の4日間は町の歴史や文化などをクイズにしたスタンプラリーを開く。3日付の本紙に掲載した専用の台紙を使って各会場でスタンプを集め、角十に持参すると数量限定で菓子の詰め合わせをプレゼントする。
展示は15日(日)まで。午後5時〜9時。サブ会場は土日曜日だけ開き、自由に見てもらう。スタンプラリーは午後5時〜8時。参加無料。
(写真は、写真展の準備をする有志の住民=リバーで)