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コグーの「初島上陸企画」 奉賛会がお守りで連携

2025年5月9日


 初島神社奉賛会(横山真会長)は、新企画「スワンボートで!初島上陸&参拝の日」に取り組む「アクティビティベース コグー」(湖岸通り2)と連携し、同企画のオプションとして頒布する同神社の木札守りを順次提供していくことになった。4月の試行では、体験者の約9割がお守りを購入していて、横山会長は「花火の打ち上げ台だけでなく、観光面での新たな活用で、初島が注目されたら」と期待を寄せる。
 木札守りは縦6センチ、横3センチ、厚さ6ミリ。表は四方をつかさどる青龍、白虎、朱雀、玄武の四神の絵と神璽(しんじ)、裏は「初島神社」の焼き印を押す。御柱祭に作ったことはあるが、神社グッズを恒常的に用意することはなく、コグーの要請を受けて対応した。同神社の宮司も兼ねる、諏訪湖を守護する手長神社の前島正宮司が祈りを込めた。
 横山会長は「スマートインターが開通すれば、諏訪湖や湖周の体験型コンテンツが増えていく。奉賛会が守る初島の観光的価値も高まってほしい」と話し、花火や子宝などのお守りも検討する。
 コグーの初島上陸企画は、問い合わせが多いことを受けて、4月に初めて2日間試行。スタッフを島に配置して、上陸する参加者の安全確保や参拝、案内、写真撮影に応じた。延べ134人の利用者のうち120人ほどがお守りを希望し、同社を運営するアポルタの小山友旗副代表も「予想以上の手応え」と話す。今月から11月(8月は除く)まで土日曜日の2日間限定の日程を設定し、定着を目指すことになった。
 料金は3人乗り1800円、4人乗り2400円で、上陸者500円、お札付き上陸800円。今月は17(土)18(日)両日に開く。問い合わせは同施設(電0266・52・2325)へ。
(写真は、提供する奉賛会の木札守り)