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高遠の石仏歩いて巡るツアー 22日まで参加者募集
2025年4月18日
伊那市観光協会は5月3(土=祝日)10(土)両日、同市高遠町を拠点に活動した石材加工職人「高遠石工」の作品などを巡る「せきぶつ遠足ツアー」を開く。石像のある市高遠町歴史博物館や寺などを見て回る。参加者を今月22日(火)まで募っている。
午前10時50分に同博物館へ集合。名工守屋貞治(さだじ)の作品や記録を並べた企画展を鑑賞する。同協会が制作した「古地図マップ」を見ながら町歩きもし、貞治の作品がある桂泉院(けいせいいん)などを巡る。
ガイドは同協会が開いた石工ガイド養成講座の修了者が務める。講座では昨年度までの4年間、9人が座学と現地での石仏見学などで学びを深め、案内の練習もしてきた。当日は2人ほどが博物館で参加者と語り合うギャラリートークや寺の作品解説などを担う。
ツアーは、幅広い世代に高遠石工や地域の魅力を知ってもらおうと初めて企画する。同協会担当者は「気軽に話しながら巡り、桜だけでない高遠の魅力に触れてほしい」としている。
参加費は軽食代や入館料などを含め一般4500円、18歳以下2500円。定員は各日15人。チラシ裏面の申込書に必要事項を記入し同協会にメール(ikk@ikk.inacity.jp)、ファクス(0265・78・4131)、郵送で申し込む。申込書は同協会ホームページからもダウンロードできる。問い合わせは同協会(電0265・96・8100)へ。
(写真は、高遠石工のツアーをPRするチラシ)