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湖にも高原にも春到来 諏訪湖開き安全祈願神事

2025年4月15日


 青空に恵まれ14日、諏訪市を代表する観光資源の諏訪湖と霧ケ峰で、本格的な観光シーズンの到来を告げる行事が行われた。関係者らは今季の安全を願い、豊かな自然をアピールした。
 諏訪観光協会などは14日、第66回諏訪湖開き安全祈願神事を諏訪市茶臼山の手長神社で行った。湖周2市1町の首長と観光協会長ら8人が参列。多くの旅行者を迎える観光シーズンに向け、にぎわい創出と無事故無災害を祈った。
 諏訪湖開きは2020年から、3市町合同で神事のみを執り行う。諏訪観光協会の佐久秀幸会長は「諏訪湖サイクリングロードが整備され、スマートインターチェンジ(IC)も開通する。もっと多くのお客さまに諏訪湖の魅力を感じてもらいたい」と述べた。
 県の夏季観光動向調査によると、昨年7月から8月までの観光客数は「上諏訪温泉・諏訪湖」で177万6千人(対前年比0.4%増)、「下諏訪温泉・諏訪湖」で3万3千人(同9.2%減)となった。
 夏ごろには、諏訪湖スマートICが開通する予定で、更なる観光の活性化が期待される。
(写真は、諏訪湖のにぎわいを願った3市町の首長ら)