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松本璃奈さんシクロクロス全日本選手権で初V

2018年12月26日

 茅野高校3年生の松本璃奈さん(18)=茅野市宮川=が今月上旬、滋賀県で開かれたシクロクロス(自転車競技)の全日本選手権で優勝した。初出場した前回大会は10位と「表彰台も見えなかった」(松本さん)というが、今大会では断トツの1位。同大会は来年2月、デンマークで行われる世界選手権の選考会も兼ねていて「ことし一年で成長した感じ。世界が広がりチャレンジする気持ちも強くなった」と意欲を燃やしている。
 シクロクロスは、ロードバイクのオフトレーニングとして始まった競技。一見ロードバイクに見えるがオフロードに対応する自転車で悪路のコースを周回、所々にある障害物は自転車を担いで渡りきるという。MTB(マウンテンバイク)のプロ選手でもある父親の駿さん(41)の影響で、小学校2年からMTBを始めたという松本さん。中学まではスピードスケートと並行して活動、高校に入ってからは自転車競技に絞り、夏はMTB、冬はシクロクロスに臨んでいる。
 日本選手権では女子エリートの部(33人出走)に出場した。アップダウンの激しい2・6キロコースで、当日は大雪とあいにくのコンディションだったが終始トップでゴール。「前日の試走では天気が良かったからバタバタあわててしまった。でも体力の配分とコースの見極めがうまくいった、会心のレースだった」と振り返る。
 「シクロクロスは愛好家も多くギャラリーも盛り上がる。MTBのノウハウが生かせるし面白い競技」と話す松本さんは卒業後、プロの道に進む。「MTBとシクロクロス、両方で世界を目指したい。今の課題はスポンサー、自分でも積極的に見つけていきたい」と夢を膨らませている。