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がん治療研究の助けに 辰野町小野のワイナリー売り上げの一部を寄付
2026年9月22日
辰野町小野、ワイン醸造のキリノカは、対象商品の売り上げの一部をがん治療の研究に取り組む医師や研究者に寄付する活動「deleteC(デリートシー)大作戦」に参加している。沼田実社長(63)が、がんを発症して治療を受けた自身の経験から取り組みの趣旨に心を動かされ、患者のために行動したいと考えた。スタンダードクラスの「杜音(もりね) おごっそ」シリーズのワインが対象となっている。
沼田社長は、2016年に前立腺がんが発覚し、翌年に放射線治療で回復した。昨年には再発し、再び治療を受けている。病気を経てつらい思いをするがん患者に共感し、治療が発展してほしい—という気持ちが強くなった。ことしに入って、治療の研究を支援する認定NPO法人deleteC(東京都)による同活動を知り、協力を決めた。
がんを発症し、治療について詳しく調べたという沼田社長。「治療は日進月歩で、10年前に諦めるしかなかったがんが治ることもある」とする。研究に貢献することで「後遺症や治療に苦しみ、悩む患者の助けになれたらいい」と話している。
対象商品となる同シリーズは「カジュアルだけど本格派のワイン」がコンセプト。塩尻市や安曇野市産のブドウで仕込んだ白ワイン、赤ワイン、オレンジワインがそろう。赤ワインは国内、オレンジワインは海外のコンクールでそれぞれ賞を受けている。
いずれも750㍉㍑入りで3520円(税込み)。小野にあるワイナリー(ワイン醸造所)やオンラインストアで購入できる。ワイナリーは土日曜日、祝日の午前10時〜午後5時。平日営業の日もある。問い合わせは同社(電0266・75・0574)へ。
(写真は、「デリートシー大作戦」の対象ワインと沼田社長)
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