NEWS

八島湿原に夏到来 ニッコウキスゲなど花見頃

2026年7月11日


 下諏訪町を代表する観光地の八島湿原に夏が訪れた。湿原一帯が緑に覆われてニッコウキスゲなど数々の花が咲き誇り、多くの行楽客が散策を楽しんでいる。町八島ビジターセンターあざみ館の職員は「今がまさにハイシーズン。花の種類が多く、探さなくても目に入る『自然のテーマパーク』のような湿原を訪れ、楽しんでほしい」と話している。
 ニッコウキスゲは昨年と同様、7月上旬の今が見頃という。朝に咲いて夕方にはしおれる「一日花」で、毎日さまざまな場所で開いては湿原の風景を彩っている。キバナノヤマオダマキ、コウリンカ、シロニガナやニガナなど多くの花が見頃。「アサギマダラの飛来と関係しているかもしれない」という幼虫の食草となるイケマもこれから咲くとみられる。
 霧ケ峰高原でもニッコウキスゲが見頃となり、10日には、朝から多くの行楽客が訪れて駐車場は満車に。ビーナスライン沿いで待機する車の列もできていた。埼玉県から来た歳代夫婦は「緑がまぶしくてきれい。見ればいろいろな花があって楽しく、良い気分転換になった」と喜んでいた。
 あざみ館の職員は「これからは毎日、どんどん花が咲き、いつ来ても何かしらが見頃になる。お盆を過ぎれば秋になるので、一瞬の輝きを見に来てほしい」と呼びかけている。(写真は、ニッコウキスゲが咲き、緑が広がる八島湿原)