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地域の自然感じて 国天然記念物「横川の蛇石」イベント11日
2026年7月8日
辰野町川島の国天然記念物「横川の蛇石」に親しむ「『横川の蛇石の日』イベント」が11日(土)午前10時〜午後3時、蛇石キャンプ場で開かれる。キャンプ場周辺の環境保全に取り組む「蛇石愛護会」と、川島の宿泊・入浴施設「かやぶきの館」でつくる開催委員会が企画。蛇石に付いているこけ落としの体験を柱に多彩な催しを用意する。
こけ落としの体験は午後1時半から。蛇石がある横川川に入り、表面のコケのほか、泥の汚れをブラシやたわしなどで落とす予定。手分けをして作業し、きれいにする。掃除道具は町教育委員会に借りるため、持参する必要はない。
横川川の支流にヨーヨーやゴム製の小さなボールを流して釣ったり、拾ったりする子ども向けの催しを計画。キャンプ場を発着点に、付近を散策するガイド付きのトレッキングと歩きながら生き物を観察する機会を設け、地域の自然に関心を寄せてもらう。
イベントに合わせ、1963年7月11日に川島で発生した豪雨災害で命を落とした人を慰霊する時間も設ける。愛護会の根橋正美代表(77)は「川島の歴史を知る切っかけにしたい」とし、「蛇石は大切な文化財。身近に感じてもらいたい」と呼びかけている。
イベントは本紙を含む市民新聞グループなどが後援。入場無料。子ども向けの催しは有料。軽食や焼き菓子、飲み物なども販売する。
イベントはコロナ禍で見送られていたが、中止する前に主催していた愛護会が中心となって開催委員会を立ち上げ、昨年、「巳(み)年」と蛇石の「蛇」の字を関連させて、6年ぶりに復活させた。町内外から約130人が参加したという。
蛇石は黒色の粘板岩の中に褐色の閃緑(せんりょく)岩が入り込んで形成された岩床に、白色の石英脈が規則的に貫入している。これがヘビの斑紋のように見えるのが名前の由来。40年に国天然記念物指定。川島には蛇石にちなんだ民話も伝わる。
問い合わせは同館(電0266・44・8888)へ。
(写真は、チラシを手にPRする関係者)
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