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「七蔵寺と百体観音」に光 辰野町で中谷勝明さん写真展
2026年7月7日
辰野町樋口の写真愛好家、中谷勝明さん(82)が6日、上辰野の七蔵寺と境内にある町指定文化財「七蔵寺の百体観音」をテーマにした作品展を下辰野のほたるの里世代間交流センター「茶の間」で始めた。地域の文化財を知ってもらい、現地を訪れてもらおうと企画。約20年にわたって撮りためてきた作品の中から33点を並べた。
同寺は奈良時代に建てられ、1200年以上の歴史があるとされる。山中にあり、境内は自然に囲まれる。中谷さんは深緑の葉や紅葉で彩られた境内、屋根に白い雪が積もった本堂や庫裏といった四季の写真を展示。周辺の自然の風景や毎年5月に開く例大祭の護摩法要の様子を伝える作品もある。
百体観音は100体もの石造観音像で構成され、複数の石工が関わって1849(嘉永2)年前後に建立されたとみられる。像の写真は13枚あり、多くは主役となる像に光が当たり、それ以外に影が落ちるよう撮影。作品には「悩んで暗い気持ちになっても、像を拝むことで明るくなれる」というメッセージが込められている。
「境内と周りの自然の雰囲気がうまく合わさり、写真を撮りに行くとほっとする」と七蔵寺や百体観音について話す中谷さん。以前から作品展で紹介することを検討しており、百体観音が2024年12月に町指定文化財となったことで思いが強まったという。中谷さんは「現地までの道中はハイキングも楽しめる。写真を見るだけでなく、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
31日(金)まで。午前9時〜午後8時。日曜日、祝日は休館。入場無料。月、水曜日の午後1〜4時は中谷さんが常駐する。問い合わせは中谷さん(電090・2756・3534)へ。
(写真は、七蔵寺と百体観音の写真が並ぶ会場と中谷さん)
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