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特別展「全日本アツモリソウサミット」保護の歩み振り返る 28日まで
2026年6月25日
富士見町の住民や有識者、企業などでつくる「富士見町町アツモリソウ再生会議」は28日(日)まで、活動を振り返る特別展「全日本アツモリソウサミット」(富士見パノラマリゾート共催)を同リゾートで開いている。絶滅危機にあるラン科の多年草で、町の固有種「釡無ホテイアツモリソウ」の保護に取り組んできた20年の歩みをたどる企画展示「〜歩みから今〜」は、100点余りのパネルや写真を掲示。自生地に育つ原種の定点観測映像も公開し、来訪者に町の〝宝〟の希少性や尊さとともに保全の大切さを訴えている。
共にアツモリソウの保全に取り組む同町と北海道礼文町、岩手県住田町の関係者、学識者らがきょう25、26(金)両日、富士見に集まる「アツモリソウ保全・再生みらい会議」に合わせて企画。発足20周年を迎える同会議の活動の歴史、取り組みを知ってもらうことで地域を挙げた種の保全に弾みを付ける。
会場では自生地の保護や人工交配、人工培養苗の普及、実験植物園の取り組み、希少性を緩和させ、自生個体の盗掘などを根絶させる培養苗の販売など各活動の詳細を写真やパネルで紹介。樹脂標本、アツモリソウの種を顕微鏡で見られるコーナーも設置した。
このほか、日本植物画家協会の会員が描いたボタニカルアート16点、埼玉県から富士見町に通って釡無ホテイアツモリソウの細密画を描き、2024年に国立科学博物館の第41回植物画コンクールで文部科学大臣賞を受けた塩崎文乃さん(当時小学6年)の作品も掲示する。同会議メンバーは「活動の意義や自然を大切する重要性を、多くの人に間近で感じてもらえたら」と呼びかけている。
入場無料。午前10時〜午後3時。保護活動への寄付(500円)も受け付ける。寄付者には記念品を進呈する。
問い合わせは同リゾート(電0266・62・5666)へ。
(写真は、来場者に展示品の解説をする同会議のメンバー)
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