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辰野舞台の映画「#ミチコイ☆道祖神」完成 町民会館で14日試写会
2026年6月8日
辰野町を舞台にした映画「#ミチコイ☆道祖神」が完成し14日(日)、試写会が町民会館で開かれる。地元をPRしようと、伊那市出身のタレント成美さん(36)=駒ケ根市=がプロデューサーとなって製作し、2018年に大ヒットした映画「カメラを止めるな!」で撮影助手だった高橋雲光さん(38)を監督に迎えた。東京都から町にやって来た男性を主人公にしたラブコメディーで、全てのロケ撮影を町内で行った。上映後は舞台あいさつがあり、成美さん、高橋監督、出演者が登壇する。
主人公で映像ディレクターの40歳代の男性は、東京での仕事がうまくいかず、妻にも離婚を突き付けられた。自然の中で疲れた心を治療するため町を訪れ、地域おこし協力隊のヒロインに出会い、引かれていく。個性豊かな人たちとも関わり、町で自分に何ができるのかを探して行動を起こすストーリーで、高橋監督は「主人公が辰野町で立つ話」と表現する。物語では町内にある道祖神が重要な役割を果たし、タイトルには「道祖神によって導かれる恋」という意味を込めた。
映画は約70分の長編作品で、俳優の東ちづるさんや成美さんが出演。町民も参加し、住民役やエキストラとして総勢約70人がスクリーンに登場する。撮影は昨年6月に1週間ほど行われ、ロケ地は「日本最古」と称される沢底の道祖神、川島の入浴、宿泊施設「かやぶきの館」、大城山山頂、下辰野商店街など。クライマックスのシーンは蛍の名所の辰野ほたる童謡公園で撮影された。
成美さんが手がけた映画は今作が6作目で、過去作では高橋監督に助監督を依頼している。今作では「辰野のいい面を外から見つけてほしい」と考え、都内で活動していた高橋監督に白羽の矢を立てた。高橋監督にとっても初めての長編作品となる。
高橋監督は辰野について「自然がすごく豊かで空気が良く、心が落ち着く。地域の人もすてき」とする。都内の生活で心が疲れていた自分と主人公を重ねたといい、町への移住を決意し、5月から町で生活を始めた。作品では辰野の魅力を切り取れたと思う—と手応えを話し、「地理的中心がある町としてインディーズ界隈(かいわい)からアピールしていきたい」と意気込んでいる。
作品は複数の映画祭に出品しており、結果に応じて今後の上映日程を決めるという。ことしの披露は試写会のみとなる見通し。試写会は、ほたる童謡公園で13日(土)〜21日(日)に開く「信州辰野ほたる祭り」に合わせて企画。成美さんは「昼は映画を見て、夜は辰野の蛍を楽しんでもらえたら」とし、多くの来場を呼びかける。
午前10時開演(同9時半開場)。無料。申し込み不要。
(写真は、町を舞台にした映画「#ミチコイ☆道祖神」をPRする成美さんと高橋監督)
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