NEWS

すわって展29〜31日に 下諏訪町「SCALE WORKS」で 県内外の作家15人が出展

2026年5月15日


 木工の椅子に特化した展示イベント「すわって展2026」(同実行委員会主催)は、29日(金)から31日(日)まで下諏訪町町屋敷の工房「SCALE WORKS(スケール・ワークス)」で開く。昨年3月に続き2回目。県内外の作家15人が製作した椅子27脚を展示するほか、木工小物や大工道具の販売などを行い、一般来場者にも木工の魅力や楽しさに触れてもらう。
 同工房で家具作りに取り組む花岡正太郎さん(40)=岡谷市=と、箕輪町で木工などの工房「PLYLIST(プライリスト)」を開く小尾口達貴さん(34)=下諏訪町出身=が、木工作家同士の情報交換や来場者との交流の場になればと企画。インターネットで配信する音声コンテンツ「ポッドキャスト」などを通じて情報発信し、昨年は県外を中心に約500人が来場した。
 今回は出展者のうち10人が移住者を含む県内、5人が岡山、神奈川、東京、静岡、三重から参加する。手作りの椅子を1人1〜3脚出品するほか、昨年の来場者の要望を受け、箸や漆塗りの器、オブジェなどの木工小物を10人が展示販売。酒やスケール、椅子に張る布などを扱う協賛者ブースも設ける。
 大工道具は専門3店が鉋(かんな)、鑿(のみ)、砥石(といし)などを販売。木工用の足踏みろくろの実演も行う。長時間滞在して作品を見てもらうため、3日間ともスパイスカレー、コーヒーやラテ、沖縄そば、甘酒などのキッチンカーが出店(日替わりの店舗もある)。遠来の作家や木工ファンが一度に楽しめるよう30(土)、31両日、松本市のあがたの森公園などで開く「クラフトフェアまつもと」に合わせて日程を設定した。
 花岡さん、小尾口さんは「実際に作品に座ったり触れたり、作家と交流したりして木工の楽しさを味わって」「木の香りを感じながら、手や体を動かして頭の中にあるものを形作っていく木工には、毎日のように驚きや発見がある」と話し、和田峠の登り口にある会場で、デジタル社会からちょっと離れてアナログの魅力に触れ、リフレッシュしてほしいと呼びかけている。
 入場無料。時間は午前10時から午後5(31日は4時)まで。問い合わせはQRコードから同展の写真共有アプリ「インスタグラム」へ。(写真は、すわって展を開く花岡さん㊧と小尾口さん)