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茅野駅前に複合交流拠点 「8Peaks living」オープン

2026年4月27日


 茅野市は25日、JR茅野駅に直結する駅ビル「ベルビア」の1階空きフロアに、新たな複合交流拠点「8Peaks living」をオープンした。広さ約2100平方メートルの空間に▽リビング▽ラウンジ・オフィス▽フードホール▽書店▽ショップ▽観光発着—の6機能を一体的に整備。運営は指定管理者「ワクワクするベルビア」(同市ちの)が担い、「みんなの駅前リビング」をコンセプトに開かれた公共空間を目指す。
 リビングエリアは、待ち合わせや休憩など誰もが自由に時間を過ごせる空間。椅子やソファなどが配置され、各種イベントにも利用できる。地域文化に根ざした選書を並べる書店、八ケ岳や茅野市の魅力を伝える食品や雑貨などを展開するショップも出店。フードホールには、地産地消をテーマにラーメン、洋菓子、総菜、地酒などを提供する計5店舗が入る。
 5月下旬から本格稼働する会員制の「ラウンジ・オフィス」は、1人から複数利用まで対応可能な約30の個室を備える。開放感のあるラウンジには会議室やキッチン、カフェスペースもあり、入居企業同士や施設利用者、地域との「協業」が生まれる設計が特徴という。
 このほか、観光・周遊バスの発着機能も備え、茅野駅から八ケ岳、蓼科、ビーナスラインなど人気観光地をつなぐ役割も果たす。
 1987年に再開発ビルとして開業したベルビアは、2001年に核店舗だった百貨店が撤退。市は23年度に1階空き床をアルピコ交通から無償譲渡され、25年度に公民連携の整備事業として公募型プロポーザルで活用方法を募集。設計、建設、運営を包括的に委託するDBO方式を初めて採用し、ワクワクするベルビアなどでつくるグループの提案を選定した。整備費は約1億8000万円。(写真はシャッターが開きオープンした8Peaks living)