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辰野町小野下村で「枝垂れ桃」1200本見頃に

2026年4月24日


 辰野町小野下村で、約1200本のハナモモが見頃を迎えた。枝が垂れ下がるように下向きに伸びる樹種で、「枝垂れ桃」と呼ばれる。白、赤、桃の3色と複数の色の花を付ける「咲き分け」があり、塩尻市へとつながる谷あいの集落を彩っている。
 地域の住民有志でつくる「下村しだれ桃育成会」が美しい景観形成と農地の荒廃防止を目的に2010年から苗木を植えている。樹種は、小野の東側にシダレグリの自生地があることを踏まえ、西側の下村にも「枝垂れの木が欲しい」と選んだ。同会によると、今週に入って見頃を迎え、あと1週間ほどは楽しめるという。
 ハナモモは、初期中山道に当たる県道沿いの約1㌔にわたって植わる。一帯は起伏のある地形で、上から見下ろしたり、下から見上げたりでき、同会の担当者は「地形を生かしてさまざまな角度から観賞してほしい」とする。
 同会は耕作地への立ち入りや、通行を妨げる車の駐車をしないよう注意を呼びかけている。
(写真は、小野下村の集落を鮮やかに染めるハナモモ)