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心の風景絵や染めに 辰野美術館で林節子さん作品展
2026年4月17日
辰野町赤羽出身の画家で染色家の林節子さん(81)=北大出=の作品展が、辰野美術館で開かれている。「風誘う心の風景」と題し、大小さまざまの油絵30点、身近にある植物を使った草木染の作品30点を展示。独学で築き上げた独自の世界観に至る、作家の歩みに触れられる。
林さんは、1961年の第37回伊那美術展に出品して以来、60年以上にわたって油絵を描いている。特定の先生に師事せず、静物や人物を対象にやや抽象的に描く作風を特徴とする。80年に県展に初出品すると、97年には県知事賞、2003年に伊那美術展で伊那美術協会賞を受賞した。
今回は80年代〜近年の作品を並べた。油絵は季節感を取り入れたF4〜F130の作品があり、2001年に入選したF50号の「はかりのある夏の日に」、F100号の「melon(メロン)」などが目を引く。創作を続ける中で、技法も「話す言葉から風と空気感の表現へ変化した」という。
1990年に始めた草木染は手拭い、タペストリーのほか、長さ2㍍を超すのれんなどを用意した。栗の皮や桜、モミジなどを煮て、絞り染めで幾何学模様や植物を表現。「素材が持つ色を発見するのが楽しみ」と林さん。「これまでの歩みを感じてもらえたら」と呼びかける。
29日(水=祝日)午前10時から、草木染のワークショップを川島の入浴、宿泊施設「かやぶきの館」で開く。参加費500円。定員15人。要予約。5月9日(土)午後2時からは、ギャラリートークを辰野美術館で開く。
展示は5月17日(日)まで。午前9時〜午後5時(受け付けは4時半)。入館料は大人300円、高校生以下無料。月曜日と5月7日(木)休館。ただし5月4日(月=祝日)は開館。
問い合わせは同館(電0266・43・0753)へ。
(写真は、辰野美術館で開かれている林さんの作品展)
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