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諏訪広域消防本部に県内初 拠点機能形成車を配備
2026年4月16日
諏訪広域消防本部(岡谷市)に、大規模災害や感染症対応時の後方支援体制強化を目的とした特殊車両「拠点機能形成車」が配備された。2011年の東日本大震災で、長期にわたる大規模な活動が隊員の疲弊につながったことを踏まえ、総務省消防庁が各都道府県の消防本部に無償貸与を進めているといい、県内への配備は初。万一の事態が発生した際には、作戦本部や寝床といった活動拠点としての機能を発揮する。
ディーゼル車両で、全長約12メートル、幅約2.5メートル、高さは約4メートル。車両側面が可動して車両が約2メートル拡幅し、約40平方メートルの空間になるのが特徴。災害発生時などには、活動拠点として作戦会議などを行えるスペースになる。
発電機、ポータブル電源を備えるほか、100人規模での宿営を想定し、30人ほどが寝泊まりできる大型のエアーテントには冷暖房を完備。組み立て式の調理器具は、約20分で100人分の炊飯や煮炊きができ、貯水槽を備えたシャワー室にはボイラーが付属し、40度の湯を1分間で約20リットル沸かすことができるという。
15日には同本部で配属式があり、広域連合の早出一真副連合長(岡谷市長)や上原昭司消防長、職員ら約30人が出席。車両の特徴や装備について聞き、車両内の機能などを見て確認した。
早出副連合長はあいさつで「配備された最新鋭の車両を最大限に生かし、災害発生時の円滑な活動に努めてほしい」とした。
上原消防長は、本紙の取材に「何かあった際には、後方支援として全国の被災地で活動をすることになる。配備された資機材を生かし、災害対応力を向上させていきたい」と話した。
同車両の配備は、全国では33番目という。(写真は配備された拠点機能形成車)
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