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岡屋考古館19日に開館 保存活用検討へ新団体も設立
2026年4月15日
岡屋遺跡から出土した遺物の保存へ、民間で資金を出し合い、岡谷十五社(岡谷市本町)の敷地内に建設された「岡屋考古館」の定期開館が、本年度も19日(日)に始まる。これまでは一般社団法人大昔調査会(諏訪市)が主催してきたが、より一層、地元に根差して保存や活用について考えようと、調査会やこれまでに熱心に参加してきた人で新団体を立ち上げ、同日は設立総会も併せて行う。調査会の副理事長で、設立準備会の三上徹也代表は「見学はもちろんグループにも参加いただき、皆さんで知恵を出し合いながら今後の方向性を定めていけたら」とする。
同館は、1962(昭和37)年に完成。住民による保存会が維持・管理に当たり、縄文、弥生をまたぐ複合遺跡として各地から見学者が訪れるなど脚光を浴びたが、高度経済成長とともに各地の工事現場で遺跡が次々発見されるようになると、次第に存在感は低迷。やがて保存会も消滅、住民に忘れ去られた。
しかし完成から60年の節目となる2022年、同館を取り上げたフォーラムが開かれるなど再び注目が集まり、大昔調査会が今後を考える「次の一手」として23年に定期開館を初めて計画。本年度は更に岡屋に特化したグループを立ち上げて開館、学習を続けながら今後を模索しようと準備を進めてきた。
新たな団体の名称は「岡屋大昔アクションズ」。準備会のメンバー6人に、更に仲間を増やしていきたい考えで、三上代表は「これまでは何となく岡谷の歴史、文化を探る機運に乏しかった。設立がそういったものに触れる切っかけとなり、遺産を大切にしていく機運の醸成にもつながれば」と期待する。
定期開館は11月まで毎月第3日曜日で、午前9時半〜同10時半。通常は11時からミニトークを行うが、19日は岡屋大昔アクションズの設立総会を照光寺光明閣で実施する。見学は無料で、ミニトークは500円(資料代)。いずれも申し込み不要。問い合わせは三上代表(電090・2204・2818)へ。
(写真は、定期開館を控える岡屋考古館)
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