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岳麓 春らんまん
2026年4月6日

春本番の陽気に誘われ、八ケ岳岳麓地域でも桜が次々に花開いている。各所で地元住民や観光客らが、春らんまんの光景を堪能している。
《茅野市の宮川左岸 タカトオコヒガンザクラ》
茅野市宮川安国寺の宮川左岸では、タカトオコヒガンザクラが満開を迎えた。同市のウェブサイトでは3日時点で「7分咲き」の状況だったが、5日の暖かさでほぼ「満開」となった。左岸沿いに連なる桃色並木を横目に、土手の小道を散策したり、弁当を広げたりして思い思いに楽しんでいる。
茅野市から伊那市に通じる国道152号の「安国寺トンネル」が、1997年9月に開通した記念に当時の高遠町(現伊那市)から贈られた。タカトオコヒガンザクラは高遠城址(じょうし)公園(同市)の固有種で、「天下第一の桜」とも呼ばれ、ソメイヨシノよりも小ぶりで濃いピンクの花を咲かせる。
3日に茅野市内から子ども2人と訪れた30歳代女性は「待ちに待った桜の季節がやって来てうれしい。子どもたちと春らしさを感じながら思い出をつくりたい」と風に揺られるかれんな花びらと共に家族写真を撮っていた。(写真=上=は、宮川左岸のタカトオコヒガンザクラを観賞する市民ら=3日午後4時ごろ)
《富士見の三光寺 カワヅザクラ》
富士見町の三光寺ではカワヅザクラが見頃。境内のソメイヨシノも咲き始め、連日多くの参拝客や観光客が、境内を染めるピンク色の共演に目を細めている。
前住職の川窪純光さん夫婦が20年ほど前に旅行で伊豆半島を訪れた際、カワヅザクラに魅了されて苗木を同県から取り寄せ、境内に植え始めた。川窪俊英住職(65)によると、現在は約50本が植わり、ことしは昨年より半月ほど早い3月8日に開花。同月末に満開を迎えたという。
連日の雨が上がった3日は老若男女が訪れ、写真に収めたり、周辺を散策したりして楽しんだ。ジョギングで立ち寄ったという同町の30歳代女性は「濃いピンクがかわいくて、立ち寄るのが毎年の楽しみになっている。ことしも元気をもらえた」と笑顔を見せた。
カワヅザクラは一部、葉桜になっているものの、今月中旬ごろまで楽しめそう。(写真=下=は、見頃を迎えた三光寺のカワヅザクラ=3日午前10時半ごろ)
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