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「島木赤彦短歌賞」初の受賞者決まる 29日に町諏訪湖博物館で授賞式 下諏訪町
2026年3月26日 下諏訪町ゆかりのアララギ歌人・島木赤彦(1876〜1926年)の生誕150年、没後100年の節目を記念し、島木赤彦研究会と下諏訪町が新設した「島木赤彦短歌賞」の受賞者が決まった。中学・高校生の部の大賞には、長峰中学校2年生の川口真広さんの歌が選ばれた。
赤彦は教育者として県教育の発展に多大な貢献をし、万葉集を祖とする伝統的な短歌を守りつつ、正岡子規の「写生道」に基づき、その徹底を説いてアララギ派の歌風を樹立した中心的な存在だった—とし、従来の「赤彦文学賞・同新人賞」「赤彦童謡コンクール」に加え、節目を記念して短歌賞を創設した。
テーマは問わず、自作未発表の短歌2首を上限に募集し、小学生、中学・高校生、一般の3部門に分け、同会の髙橋克会長や髙橋会長が選出した歌人、学識経験者らが作品を審査。髙橋会長によると地元を中心に、全国から515首が寄せられたという。
授賞式は29日(日)午後1時から、町諏訪湖博物館・赤彦記念館で。赤彦文学賞・同新人賞の授賞式、赤彦の生誕150年、没後100年記念講演会と共に行われる。短歌賞は来年度以降も継続する予定で、髙橋会長は「初回としては多くの応募をいただいた。これまでの文学賞、童謡コンクールに短歌賞が加わり、研究会としても新たな一歩が踏み出せる」と話していた。
受賞作品、受賞者は次の通り。
【小学生の部】 ▷大賞=優勝を最後に飾る私たち後輩に見せる私の背中 志鎌美琴(千葉市高洲小学校)【中学・高校生の部】 ▷大賞=冬の朝湯気立つ窓に名をなぞる消えては残るきみのぬくもり 川口真広(長峰中学校2年) ▷優秀賞=吐く息の白さかすかに揺れながら冬の静けさ胸にしみゆく 川島琉聖(長峰中学校3年)【一般の部】 ▷大賞=きしきしと夜のしじまを踏みわけて神の渡りの道あらはれぬ 塚野高志(福島県白河市) ▷優秀賞=祖父が剥(む)く林檎(りんご)の皮の長さこそ寿命であればいいと願った 箭田儀一(広島市)【下諏訪町長賞】コックスの声受け端艇まっすぐに諏訪湖の霧と光とを分く 細川恒(安曇野市)
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