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校名候補「伊那高校」に 伊那北と弥生統合再編計画

2026年3月20日


 県立高校再編で伊那市の伊那北と伊那弥生ケ丘の2校を統合する伊那新校の再編実施計画懇話会は日夜、同市の県伊那合同庁舎で開き、校名の最終候補を「伊那高校」にすると決めた。県教育委員会が公募した案から絞った6案を対象に、地域や懇話会構成員が投票した結果などを踏まえて選んだ。
 公募では909件・468案が寄せられ、1次選考で県教委が「伊那」「伊那瑛陵」「伊那学峰」「伊那学陵」「伊那双峰」「上伊那学陵」に絞り、公表。地域住民らから受け付けた投票と募集した意見を参考に、この日の会議で2次選考し、最終候補をまとめた。
 投票は2504件で、伊那は59%に当たる1478件だった。▽10代以下▽20代▽30代▽40代▽50代▽60代▽70代以上—の各年代でも最多だった。懇話会構成員(29人)を対象にした投票でも22票と最多で、「両校もイメージできる力強い名前」「地域を代表する高校の校名」といった声が寄せられた。
 会議では伊那とした理由について生徒や地域に丁寧に説明することを求める意見も出た。参加した伊那北生徒会長(17)は「生徒会として、みんなに伝えていく」、伊那弥生ケ丘生徒会長(17)は「伊那という字にはなじみがある」と受け止めた。
 今後、2校が校名候補について県教委に具申する予定。県教委は24日(火)に開く定例会で審議し、2027年11月の県議会に校名の関係条例改正案を提出する予定。
 伊那新校は、伊那北を校地に28年度に開校する予定。本年度から開校に向けた工事が始まり、現在は新年度から使い始める体育館、音楽室、調理室の仮設がほぼ完了している。新校舎の建築工事は新年度から本格化する。
(写真は、伊那新校の校名の最終候補について意見交換した懇話会の会議)