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21日氷雪文化シンポジウム すわっチャオで御神渡り講演

2026年3月18日


 地域の雪や氷の文化を次代に残すために活動する有志団体「雪氷文化ネットワーク」は21日(土)午後2時から、第1回雪氷文化シンポジウムを諏訪市駅前交流テラスすわっチャオで開く。凍った諏訪湖の湖面が割れ、せり上がる「御神渡り」の認定と神事をつかさどる八剱神社(同市)の宮坂清宮司(75)が「御渡帳を読む 御渡りと共に伝わる諏訪の歴史」を演題に、「御渡帳」(室町時代から現代までの御神渡りの発生状況を記録した書物)をひもときながら、時代ごとに生きた人々の苦難や喜びなどの背景に迫る。
 同団体は、御神渡りの観察で知り合った研究者と報道記者が意気投合し、2021年に結成。観察の光景を見る中で、諏訪湖に息づく風土や文化を後世に残したいと御神渡りを題材にしたドキュメンタリー映画製作を目指し、2月からクラウドファンディングで資金を募る。シンポジウムは、584年の歴史を刻んできた御渡帳をより深く知ってほしいとの思いで企画した。
 講師の宮坂宮司は国学院大学を卒業後、京都の伏見稲荷大社、諏訪大社などに奉職。八剱神社の宮司には1985年に就いた。
 同団体の福村佳美共同代表は「観察を支えていた総代や、地域住民がどういう思いで御渡帳を刻んできたのかを知ってもらえたら」と呼びかける。
 定員30人で先着順。申し込みは福村共同代表(電090・6520・9275)へ。(写真はチラシを手に雪氷文化シンポジウムをPRする雪氷文化ネットワークの関係者ら)