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御柱祭へ声磨く 諏訪市木遣保存会 練習開始

2026年3月16日


 諏訪市木遣保存会は13日夜から、本年度の夜間練習を茶臼山の手長神社でスタートさせた。防寒対策を施した会員十数人が、力の入った木やり唄を手長の森に響かせ、2年後に迫った諏訪大社御柱祭を目標に声を磨いていく。
 神楽殿だけ明かりがともされた境内。三々五々に集まった会員を迎えたのは、春とは縁遠い冷え込み。竹森笑子会長(71)は「寒い練習初日になった」と会員たちを気遣いながら、「ことしは下社の仮見立て、上社の本見立てがある。氏子の心に響く立派な木やりができるよう頑張りたい」と促した。
 この道50年という最年長、89歳の男性も元気な姿を見せ、「次の御柱祭も現役で頑張りたい」と意欲的。昨年から練習に参加する男性は「昨年秋の上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるきに登場した会員の木やりを聞いて感動した。本番では良い声を出したい」と力が入る。
 6月から西山公園を練習会場に加え、12月までほぼ毎週木曜日に、場所を交互に移し行う。木やり以外にも詩吟や長持唄の教室も7月に4回開き、発声向上などに役立てる。
 木やり教室の充実を図り、5月に7日から28日までの木曜日夜に茶臼山の手長神社、10月にも8日から29日までの毎週木曜日夜に湖南公民館で計画し、新会員の加入促進も図る。
 同会は1974(昭和49)年6月に「上諏訪地区木遣保存会」として結成され、半世紀余りの歴史がある。会員は20〜80歳代の約40人。問い合わせは竹森会長(電090・9856・1688)へ。
 (写真は、寒さに負けず、練習に力を入れる会員たち)