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栽培品をジャムに 信大農学部が果物や野菜17種類販売

2026年2月18日


 信州大学農学部(南箕輪村)は17日、学生が栽培に携わった果物や野菜を原材料にしたジャムを発売した。農産物が減る冬季に合わせて毎年作っており、ことしは17種類用意した。構内の直売所のほか、地域の農産物直売所や道の駅などにも置き、販売していく。
 ジャムに使ったのはイチゴやリンゴ、ヤマブドウ、ブルーベリー、ブドウなどで、いずれも2025年産。植物資源科学コースの2、3年生約計100人が実習の一環で栽培、収穫し、ジャムに加工する作業にも関わった。
 新発売は、青トマトを使ったジャム。畑を片付ける際に茎に付いていた、熟していないトマトを利用した。「家畜の餌にもできない。普段は捨ててしまう」と技術専門職員の杉山大地さん(38)。有効に活用し、商品化した。
 青トマト特有の酸味も楽しめるのが特徴といい、試食した同コース3年の学生(21)は「ジャムの甘さの中に酸味がある。トマトの風味も感じることができる」と感想。「たくさんの人に食べてほしい」と話した。
 同部のジャムは原材料と砂糖だけで作られ、瓶詰めして販売する。瓶に貼る商品ラベルは学生が考えた。1本200グラム入り。税込み450〜550円。豊作だったため、昨年に比べて約2000本多い約1万7000本を作る計画だ。
 いちごジャムは毎年好評で、すぐに売り切れになるほどの人気という。同コース3年の学生(21)は「市販のジャムより滑らかで、おいしい。大勢の人に食べてもらえれば、うれしい」とアピールしていた。
(写真は、完成したジャムをアピールする学生)