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世の中「七分」の託宣 箕輪町の小河内神社で筒粥神事

2026年1月20日


 小河内神社総代会は18日、同神社で祈年祭を開いた。総代と神職、来賓の12人が参列。一年の世相や農作物の出来を占う筒粥(つつがゆ)神事を営み、「世の中」は七分と昨年より七厘低い託宣となった。
 米2升と水2斗を入れた釜に、「世の中」と20種類の「農作物」の作況を占う21本のヨシを束ねて沈める。2時間ほど煮立て、筒に入り込んだ粥の状態で出来を判断する。本殿入り口に設けた釜に午前7時に火を入れ、唐沢光忠神職(50)が筒の中の米粒を確認した。
 農作物は大根、ゴボウ、キュウリが「極上」となり、全体的に昨年より上向いた。一方、ナスや大豆、トウモロコシ、ソバは「下」だった。神事の後には、参列者や参拝に訪れた地域住民らが粥を味わった。
 主任総代は「気象変動などで複雑な世の中。落ち着いた年になれば」と期待。唐沢神職は「丙午(ひのえうま)の変化が激しい年。結果にとらわれず、注意しながら工夫して生活を」と話していた。
(写真は、釜から取り出した筒を受け取る唐沢神職=右)