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霧ケ峰スキー場で安全祈願式 シーズンの無事を祈る

2025年12月25日


 諏訪市のファミリーゲレンデ霧ケ峰スキー場で24日、安全祈願式が行われた。来年度から指定管理者制度を導入するため、市の直営としては最後のシーズンを迎える。あいにくの雨となったが、関係者ら約30人が出席し、今季のにぎわいと無事故を願った。
 金子ゆかり市長は「世の中の変化に合わせ、新しい知恵と工夫で霧ケ峰を盛り上げようとしている皆さんに感謝したい。未来にわたっても霧ケ峰の価値は変わらない。これからも霧ケ峰への愛を持って協力してほしい」と述べた。
 雨天のため、予定していた動く歩道「らくちんくん」の運転は見合わせたが、だるまの目入れで安全を祈願。指定管理者「Act Works(アクトワークス)」の大野曜子代表や関係者、観光団体などが本格的なスキーシーズンに向けて機運を高めた。
 市によると、昨年度のリフト利用者は夏季を含めて約27万1千人で、前年度より約10万3千人増加。昨シーズンの冬季は祝日の関係で連休が多く、年末年始も順調な運営ができたという。
 元日(木)は「初日の出リフト」を午前6時半から7時半まで無料運行する。1月12日(月=祝日)は「スキーの日」イベントとして、リフトを利用する中学生以下の子どもに先着で菓子をプレゼント。毎月第3日曜日は中学生以下無料の「スキーこどもの日」を実施する。
 リフトの運行状況は無料通信アプリ「LINE」(ライン)の市公式アカウント、ホームページなどで案内している。
(関係者によるだるまの目入れで安全を祈願した)