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輝くイルミ楽しんで 箕輪町の木ノ下駅前に

2025年12月18日


 箕輪町木下区の住民有志でつくる「木下山車飾保存会」は、JR木ノ下駅前のロータリーにイルミネーションを設置した。防犯を兼ね、地域を明るくしようと取り組み2年目。学生など駅利用者がキラキラと点滅する光を楽しんでいる。
 同会は毎年、町無形文化財の山車飾りを箕輪南宮神社初祭りに奉納している。コロナ禍前までは駅前にも舞台を設けていたが、会員の高齢化や減少で制作が難しくなったことから、形を変えて130年余り続く伝統をPRすることにした。
 電飾の多くは、昨年まで「イルミネーションフェスタ」を開いていたみのわTMOネットワークから譲り受けたもの。ことしはより立体的でにぎやかに見えるようデザインを変え、高さ約5メートルのタワーを立てた。植え込みの松とモミジにも装飾し、ミズバショウの形のイルミも設置した。
 会員でイルミ担当の男性は「学生もよく通る木下のメインの場所。1年目も『明るくてきれい』と好評だったので、今回も楽しんでほしい」と話した。
 点灯時間は午後4時半〜10時。1月11日(日)まで。箕輪南宮神社の初祭りは同10(土)11両日で、山車飾り4舞台が境内にそろう。
(写真は、JR木ノ下駅前を彩るイルミネーション)