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両小野から新リキュール 小野酒造店と2ワイナリーが開発中
2025年11月27日
清酒「夜明け前」蔵元の小野酒造店(辰野町小野)は、ともにワイナリーの「キリノカ」(同)と「いにしぇの里葡萄酒」(塩尻市北小野)と共同でリキュールを開発している。小野酒造店の酒と、2軒のワイナリーで製造したワイン用ブドウジュースを組み合わせた2種類。来年予定する小野酒造店の蔵開きに合わせ、数量限定で販売する計画だ。
リキュール開発は、辰野町小野と塩尻市北小野の「両小野地区」に店を構える3軒が協力して酒の魅力を伝えようと、小野酒造店の呼びかけで実現した。夜明け前の「大吟醸厳寒仕込」「辰の吟」「純米酒」をベースに、キリノカの「ピノ・ノワール」、いにしぇの里の「メルロー」を組み合わせた計18種類を試作。3軒の関係者が試飲し、商品化する商品を決めた。
採用を決めたリキュールは、大吟醸厳寒仕込とメルロー、辰の吟とピノ・ノワールを組み合わせた2種類。アルコール度数はともに12度ほどという。キリノカのマネジャーは「程よくブドウを感じられ、飲み続けられる味わい」と笑顔。いにしぇの里の社長は「香りも良く、適度な渋みがあって飲みやすい」と話した。
蔵開きは2回目。「たのめの里暁祭」と銘打って、来年5月9(土)10(日)両日に小野酒造店で開催する。同店の営業部長は「面白い企画になった。日本酒の良いところを引き出してもらい、新たな発見にもなった」とし、リキュールの完成に期待している。
(写真は、小野酒造店で開かれたリキュールの試飲会)
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