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箕輪町上古田の「赤そばの里」 昨年並み2万1000人が入場
2025年11月21日
箕輪町上古田区金原地籍にある「赤そばの里」を管理する「古田の里赤そばの会」は、今シーズンの入場者数をまとめた。土、日曜日のどちらかが雨になる日が多く、入場者は昨年とほぼ同じ2万1000人だった。同会は「観光客の分散が要因にあり、今後も大幅には伸びないのでは」と分析。「来年もきれいな花を咲かせるように頑張りたい」としている。
今シーズンの赤そばの里は、9月20日から10月12日まで23日間の開場。猛暑で花の付きが心配されたが、途中に雨もあって順調に生育し、10月4、5日に見頃を迎えた。発足20年を迎えた同会では、開場期間中に音楽グループによる演奏会や野だての記念事業を実施。箕輪西小学校の児童によるスタンプラリーや手作り品の出店もあり、来場者を楽しませた。
昨シーズン、店舗を新築した赤ソバの手打ちそばが楽しめる「そば処古田の里」は、過去最高の売り上げを記録した昨年並みの実績。会員打ちたてのそばが評判だった。果物や野菜などを並べた直売所はマツタケが少なかったが、コシヒカリの米が人気を集め、昨年と変わらぬ売り上げを残した。協力金も入り口の専用箱に多くの来場者が寄せた。
里では15、16の両日、区内のそば打ち愛好者による「市の会」の会員が、赤ソバの刈り取り作業に当たった。4.2ヘクタールの畑に実った赤ソバをコンバインで丁寧に刈り取った。昨年の210キロを大幅に下回りそうで、乾燥させて町へ納入する。
(写真は、赤ソバを刈り取る「市の会」の会員=15日)
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