NEWS

16日は「シルクスイートの日」 来年2月まで販売や催し

2025年11月15日


 岡谷市農業技術者連絡協議会は、特産品化を目指すサツマ芋「シルクスイート」の普及に向け、今月から来年2月までの毎月16日を「おかやシルクスイートの日」として各種イベントを行う。16日(日)に、市民総合体育館で焼き芋の販売が開始。初日から最終日までの期間中は、市内小中学校や保育園などでの芋の提供や、市内飲食店による恒例の「フェア」も計画する。
 製糸業で栄えた市に関連する名前に着目し、農業の担い手確保や遊休農地の活用などを狙って普及に取り組む。毎年、希望する農業者や学校などに苗を配布する代わりに、収穫した芋の一部を受け取って事業に活用。シルクスイートの日のイベントは、2020年度に始めた。
 同体育館での焼き芋の販売は、毎月16日の計4回を計画。初日は午前11時に20本を用意し、順次焼くという。1本300円で、電話での予約はできない。
 学校や保育園などでの芋の提供は、早ければ12月から始まる予定。「おかやシルクスイートフェア」は来年1月16日(金)〜2月16日(月)。現在は参加店舗がほぼ固まった段階で、詳細は今後発表するという。
 協議会事務局の市農林水産課は「岡谷産のシルクスイートを食べられる機会になるので、おいしさを知ってほしい」とする。
(写真は、普及活動で活用する芋を手にイベントをアピールする市職員)