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誰もが生きやすい社会に 紫の光に染まる高島城で初啓発

2025年11月14日


 諏訪市と男女共同参画を推進する市民団体「いきいき市民推進チーム☆輝くSUWA」は12日、高島城を紫色に照らす「パープルライトアップ」を行った。誰もが生きやすい社会の実現を願い、光のメッセージを届けた。
 12日から25日(火)までの「女性に対する暴力をなくす運動」に合わせ、諏訪市内で初めて実施した。午後5時から約4時間、投光器10基で天守閣をシンボルカラーに染め、プロジェクターを使って石垣に「パープルリボン」を映し出した。
 冠木門前の点灯式で、鴨志田明子代表は「パープルには正義と尊厳という意味がある。市民の皆さんに運動を広く知ってもらい、暴力が根絶されるように」とあいさつ。カウントダウンを行い、紫色の天守閣を夜空に浮かび上がらせた。
 15日(土)午後1時半からは、県男女共同参画センター「あいとぴあ」と共催で「アンコンシャスバイアス講座」を湯小路いきいき元気館で開く。
 (写真は、ライトアップされ、堀に映る高島城)