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パラ五輪へ最後の挑戦 アルペンスキー立位小池岳太選手 来月、2次選考の欧州WCへ
2025年11月13日
来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピック出場を目指す岡谷市長地片間町出身で、アルペンスキー男子立位の小池岳太選手(43)=JTBコミュニケーションデザイン=が12月、2次選考に当たる欧州でのワールドカップ(WC)に臨む。今シーズン限りで、引退する意向。ミラノ大会がメダル獲得の「ラストチャンス」と位置付けるが、「一番成績が出せると確信している」と語る。
小池選手は下諏訪向陽高校(下諏訪町)卒。プロサッカー選手を目指していた日本体育大学在籍中のバイク事故で、左腕にまひが残った。冬季パラには2006年トリノ大会から5大会連続で出場し、最高位は9位。
昨シーズンの世界ランキングと、各種大会の結果に応じたポイントはパラ五輪の出場基準を満たしているという。ほかに必要なのはWCの成績といい、小池選手は「8位以内に入れば可能性が高くなる」と話す。
現在、市内と横浜市を行き来してトレーニングに励む。昨年はクラウドファンディングを行い、企業の支援も受けて活動してきた。小池選手は「成績で恩返ししたい」とする。
支援企業は諏訪地域を中心とする11社。今月には、旗振り役でパチンコ事業などを手がけるアスリーキャンバスの本社(長地権現町)で「応援の会」を開き、小池選手に支援金200万円の目録を贈呈。同社の役員は「最後の戦い。ぜひ年内の出場内定を目指して頑張ってほしい」と期待した。
(写真は、支援企業の関係者らに意気込みを語る小池選手)
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