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諏訪・茅野の3寺院で1日から「紅葉三山めぐり」 ライトアップや限定御朱印

2025年10月29日


 諏訪高島藩と縁が深い諏訪市の温泉寺(湯の脇1)と佛法紹隆寺(四賀桑原)、茅野市の長圓寺(玉川穴山)が11月1日(土)から16日(日)まで、第8回「お殿様が愛した諏訪紅葉三山めぐり」(実行委員会主催)を開く。期間限定の御朱印や紅葉のライトアップ、各寺院のイベントなどを企画する。
  例年10月下旬ころから開いてきたが、紅葉が遅れ気味のため、昨年より1週間、開始時期をずらした。期間中は午前9時から午後4時半まで拝観ができ、日没時から午後8時には各寺自慢の紅葉や黄葉をライトアップする。
 3寺は宗派が異なるものの、温泉寺は藩菩提(ぼだい)寺、紹隆寺は祈願寺、長圓寺は2代藩主忠恒が新田開拓を行う農民のために開いた寺、と高島藩ゆかりの寺。それまで紅葉イベントを独自で開いていた3寺が連携、2018年から三山めぐりを始めた。
 高島藩主の参詣仏である薬師瑠璃光如来を軸に、ことしの干支(えと)の蛇の絵柄を入れた御朱印(奉納料500円)を用意。写経灯ろう(奉納料千円)も企画し、和紙に仏の教えを書き写し、LED電球に包み込んだ灯篭に仕立て、夜間並べる。奉納者には専用巾着付き瑠璃石(ラピスラズリ)を用意する。奉納料千円。
 14日(金)午後7時から「写経灯ろうヨガ」を温泉寺で。写経灯篭をそばに置き、宮澤佳子さんの指導で心と体を整える。参加費4000円。先着20人。問い合わせは温泉寺(電0266・52・2052)。
 15日(土)午後7時からは、温泉寺で「お坊さんとスワらナイト」。各寺住職の声明ミニコンサートや座禅の体験、茶を飲みながら語り合う。茶、スイーツ、瑠璃石付きで参加費1500円。先着30人を募集。
 11月末まで、写真共有アプリ「インスタグラム」でフォトコンテストを実施。3寺いずれかで撮影し、ハッシュタグ「#諏訪紅葉三山めぐり」を付けて投稿すると、地元飲食店の食事券をもらえるチャンスがある。
 長圓寺のライトアップは土、日曜日と祝日のみ。交流サイト「フェイスブック」の諏訪紅葉三山めぐり公式ページで情報を随時発信している。