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一面ピンク色に染まる 箕輪町の「赤そばの里」見頃に

2025年10月1日


 箕輪町上古田区金原地籍にある「赤そばの里」で、赤ソバ「高嶺ルビー」の花が見頃になった。県内外から大勢の見物客が訪れ、一面に広がるピンクのじゅうたんを写真に収めながら散策を楽しんでいる。
 里は標高900メートルの傾斜地にあり、広さは4・2ヘクタール。里を管理する住民有志の「古田の里赤そばの会」によると、花は気温が下がるにつれて赤みが増し、場所によって差はあるものの、今月上旬が一番の花見時になりそうだ。
 東京から9月27日に訪れた女性は「ことし初めて知って来たが、素晴らしい。こんなに広々とした所だと思っていなかったので想像以上でびっくり」と感激していた。
 12日(日)までの赤そばの里祭り期間中は、直売所や手打ちそば店の営業がある。押野光会長(74)は「霜が降りなければ中旬ごろまで花を楽しめるのではないか」と期待した。
 4日(土)には、午前11時からアルプホルン、午後1時から大正琴のコンサートを現地で開く。午前10時〜午後2時に抹茶の振る舞いもある。入場無料。
(写真は、大勢の見物客でにぎわう赤そばの里)