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みこし練り歩く 高遠燈籠祭本祭り

2025年9月24日


 伊那市高遠町で23日、高遠燈籠(とうろう)祭の本祭りがあった。鉾持神社(同地区)の例祭に合わせた恒例の祭りで、市商工会、市観光協会、同神社が主催。子どもみこしや高遠ばやしの練り歩きで、地域を盛り上げた。
 子どもみこしは、各町内から7連が出て、地域を練り歩き。ささ竹に提灯(ちょうちん)をつるした「ほおずき提灯」が並ぶ中、「ご城下通り」(国道361号)などを進んだ。
 法被姿の子どもたちが太鼓の音に合わせ「わっしょい、わっしょい」。声を上げて元気に歩いた。高遠小学校の児童(7)は「にぎやかで楽しい」と笑顔だった。
 高遠ばやしは高遠小の伝承クラブと各町内の計5連が演奏。地元商店などによる飲食物の販売もあった。市商工会の唐木章会長は「高遠を代表する祭り。みんなで盛り上げ、思い切り楽しもう」とあいさつした。
 鉾持神社は721年の創建。毎年「秋分の日」に、五穀豊穣(ほうじょう)や地域の安泰を願い、合併祭を開いている。(写真は、ほおずき提灯が並ぶ「ご城下通り」を進む子どもみこし)