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21日に県内外47組集結 岡谷でダンスコンテスト

2025年9月18日


 ストリートダンスのコンテスト「DANCE CREATOR(ダンスクリエイター)」(実行委員会主催、市民新聞グループなど後援)が21日(日)正午から、岡谷市カノラホールで開かれる。県内外の小学生から大人まで47組、約270人が出場予定。プロや大会で好成績を残すダンサーが審査し、踊りも披露する。
 子どもを教室に通わせ、自分たちもダンスを始めた上伊那地域の父親らが2016年に始めた。14年まで約10年間、県内で行われたコンテストが中止になり、目標を失った子どもたちのためにと続け、10回目。現在は県内最大級になったという。
 3部門を設け、ストリートダンスならジャンルを問わない。年代別4区分のコンテスト部門は、2〜30人のチームが各3分位内で技術を競う。各区分の優勝チームは、来年3月に開くダンスの全国大会「ドラドラ2025FINAL」の出場権を得る。
 10〜50人の大人数で、照明を含む作品性や創造性を競うコレオグラフ作品部門、年齢制限なしで順位を付けないショーケース部門もある。公平に審査するため、通常のコンテストは3人程度という審査員を5人迎える。
 開始前には、審査員が1人ずつ短時間でダンスを披露。ゲストダンサー3人のショーもある。大会初出場の人でつくるチームには「初挑戦賞」を贈る。収益は、地震と豪雨で被災した石川県への寄付金に充てるという。
 実行委の春日功副会長(52)=伊那市=は「努力、熱意を感じて応援してほしい。見た人がダンスを始める切っかけにもなれば」と話す。
 入場料は税込み3000円。当日午前10時45分から、会場でチケットを販売する。開場は11時半。日程や出演者など詳細は、大会ホームページで確認できる。
(写真は、パンフレットを手にコンテストをアピールする春日副会長)