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トップリーグの選手が指導 VC長野が下諏訪町でバレー教室

2025年9月14日


 下諏訪町は13日、バレーボールSVリーグの「VC長野トライデンツ」によるバレーボール教室を、町体育館で開いた。町とチームがホームタウンパートナー協定を結んでおり、昨年に続いて企画。参加した町内の小中高生ら約30人が、国内のトップリーグで活躍する選手たちから指導を受けた。
 小学生はパスやレシーブの基本を中心とした内容。元日本代表で岡谷工高出身の松本慶彦選手(44)は2人の小学生を相手に、頭の前に構えた両手でボールを出すオーバーパスや、両手を組んで低い位置からボールを返すレシーブを中心に指導をした。
 投げたボールの下に速く入る動作などを繰り返し、「最初から構えるとボールの下にうまく入れない。動いてから構えてみて」と丁寧に説明。小学生がスムーズにボールを返すと、「OK」「めっちゃいいよ」と丁寧に教えた。指導を受けた児童(8)は「オーバーパスは苦手だったけれど、膝を使って出すことを教わった。実際のプレーでやってみたい」とうれしそうだった。
 教室の前には選手たちと県内各地のママさんバレーボールの女性たちが一緒に練習したり、混合チームでゲームをする交流会があり、盛り上がった。
 15日(月=祝日)午後2時からは同体育館で、「VC長野トライデンツ」とVリーグ「富士通カワサキレッドスピリッツ」の公開トレーニングマッチが開かれる。入場無料。予約不要で、正午開場。午前11時からは体育館前の駐車場にキッチンカーが出店する。来場者用の駐車場は赤砂崎公園を使ってほしいとしている。(写真は松本選手=左=からレシーブの手ほどきを受ける小学生たち)