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丹精の切り花一堂に きょうまで「なんしんフラワーフェア」

2025年9月5日


 南信地域の生産者が丹精して育てた切り花が一堂に集まる「2025なんしんフラワーフェア」が4日、富士見町のJA会館ふじみで2日間の日程で始まった。菊やカーネーション、ダリア、トルコギキョウ、アルストロメリアなど計17品目215点が並び、来場者を楽しませている。
 JA信州諏訪、JA上伊那、JAみなみ信州とJA全農長野が主催する品評会。品質や栽培技術の向上、消費者へのPRなどを目的に毎年開き、品質や栽培技術を競う。
 初日は県試験研究機関の関係者など15人が色や形などを審査して27点の入賞を決め、最高賞の関東農政局長賞に有賀美和さん(JA上伊那)のアルストロメリア、県知事賞に三井静明さん(JA信州諏訪)の輪ギク、小池真喜さん(同)のトルコギキョウを選んだ。審査委員長で県諏訪農業農村支援センターの中澤克明所長は「ことしの異常な暑さの中での管理は非常に手間がかかったと思うが、どの花も例年と遜色なく素晴らしかった」と話していた。
 午後は一般公開もあり、来場者はずらりと並んだ色鮮やかな花を思い思いに観賞した。
 きょう5日は午前9時〜午後1時に一般公開し、予約販売もする。入場無料。
(写真は、南信地域の生産者が栽培した花が並ぶ会場)