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大人の自覚と責任胸に 上伊那地域で二十歳のつどい

2025年8月16日


 上伊那地域の多くの市町村で15日、20歳の節目を祝う「二十歳のつどい」が開かれた。スーツやドレス姿の若者が旧友との再会を喜び、決意を新たにした。
 伊那市の竜東地区を対象にしたつどいは、いなっせ(伊那市荒井)で開いた。対象者226人のうち125人が出席し、同席した恩師らから祝福や激励を受けた。
 代表のあいさつで喜多萌環さんは「支えてくれた人たちに恩返しができるように、社会を支える存在になるため努力していく。大人としての自覚を持ち、責任ある社会人として歩んでいく」と誓った。
 主催した市教育委員会の福與雅寿教育長は「夢や希望を持って充実した人生を築いてほしい。社会や地域の一員としての活躍を期待する」と激励。白鳥孝市長はビデオメッセージを寄せた。
 会場では久しぶりに会う旧友と歓談したり、写真に納まったりする姿が目立った。出席者は「誰かの役に立てるような社会人になりたい」、「社会人としての責任を持ち、楽しく生活する」などと話した。(写真は節目の思い出にしようと自撮りする若者たち=いなっせで)