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ひまわり迷路が富士見で見頃 大輪4万本開く
2025年8月12日
富士見町の体験型施設、カゴメ野菜生活ファーム富士見近くの畑に植わるヒマワリが見頃を迎えている。約1ヘクタールのうち、およそ半分は富士見小学校3年生がデザインした夏の名物「ひまわり迷路」。約4万本の大輪が来訪者を楽しませている。
同施設が2019年に始めた遊休農地解消、土壌改良、観光振興、地域活性化の総合的な取り組み「ひまわり活動」の一環。油糧用の品種「春りん蔵」の種を職員や町内の富士見、本郷、境の3小学校3年生、西山保育園年長、地域住民らが5、6月に種をまいた。同施設によると今月上旬に開花が始まった。
ほぼ満開となった8日も、県内外から多くの来場者が園内を散策。スマートフォンをかざして記念撮影をしたり、迷路に入って間近で見たりと思い思いに楽しんだ。家族4人で旅行の合間に訪れた女性(49)=東京都=は「爽やかで涼しい風が吹く中、きれいなヒマワリ畑を見ることができて癒やされた。空も広くて気持ちが良いし、家族の思い出になった」と笑顔を見せた。
同施設によると盆過ぎが最盛期で、見頃は今月いっぱい。ヒマワリ畑と迷路は営業時間外も入れるという。
(写真は、夏の名物「ひまわり迷路」を楽しむ来訪者)