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3連休重なり注文増 うなぎのまち岡谷 あす「土用丑の日」
2025年7月18日
19日(土)は「土用丑(うし)の日」。一年で最もうなぎが売れる時期を迎え、料理店や川魚店が多い「うなぎのまち」の岡谷市でも既に、注文や客足が増えている。ことしは当日が3連休と重なって需要が集中すると予想され、以降は27日(日)の中央道諏訪湖スマートインターチェンジ(IC)開通による誘客を期待する声も聞かれる。
持ち帰り専門の丸共清水屋川魚店(郷田)では、12日ころから注文や発送が増え、三澤純也社長(51)は「毎日が繁忙」。午前8時から午後5時まで、フル稼働して焼いているという。丑の日当日は1000人前を用意する予定。
昨年は夏に向かって仕入れ価格が上がったが、ことしは売価の値上げはないという。17日も、スタッフがさばいて串通ししたうなぎを、三澤社長が店頭で甘いたれにくぐらせては焼き、香ばしい香りが漂った。
三澤社長は「暑い日が続いているので、うなぎを食べてスタミナを付けて乗り切ってほしい。3連休になるので予約してもらえれば」とする。役員を務める「うなぎのまち岡谷」の会では、スマートIC開通に合わせたイベントも計画しているといい、「うなぎ目当ての観光客は県内外問わず多い。影響に期待したい」と話す。
(写真は、繁忙期を迎え、焼きの作業に取り組む三澤社長=17日、丸共清水屋川魚店で)