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花火を幻想的に 笹川寛司さん写真展 下諏訪町「おいでや」で来月31日まで
2025年7月12日
下諏訪町の観光施設「しもすわ今昔館おいでや」2階で、写真家の笹川寛司さん(40)=西赤砂=の写真展「写真 花火大会」が開かれている。笹川さんが技巧を凝らして、一瞬で移り変わってゆく花火の姿を捉えた幻想的な作品30点が並ぶ。8月31日(日)まで。
町出身、在住の笹川さんは諏訪地域を中心に撮影を行うほか、町観光振興局のフォトツアーの講師も務める。同施設で4回目となる写真展では、2023年に赤砂崎公園から望遠で撮影した諏訪湖サマーナイト花火の写真を飾る。
より芸術的に花火を写し「誰も見たことのない世界を写真で表現したかった」という笹川さん。長時間露光で撮影することで、花火が上がって消えていくまでのさまざまな色の変化などを一枚に収めた。肉眼で見るのとは異なる花火の鮮やかさ、迫力を見ることができる。
笹川さんは「インスピレーションでタイトルを付けてはいるが、見る人によっていろいろな見え方があると思うので自分で探してみてほしい」としている。
要入館料。大人600円。小中学生300円。午前9〜午後5時。問い合わせは同施設(電0266・27・0001)へ。(写真は、目で見るのとは違う花火を楽しめる写真展)