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世界和太鼓文科大臣賞 小池晃大さん(東京)田畑咲花さん(群馬)
2025年6月30日
「世界和太鼓打ち比べコンテスト」(岡谷太鼓まつり実行委員会主催)は最終日の29日、「一人打ち」5部門の本戦を行った。予選を勝ち抜いた男子13、女子5、ジュニア6、マスターズ(45歳以上)の男女各5の計34人が出場。最優秀賞に当たる文部科学大臣賞は男子の部の小池晃大さん(28)=東京都=と、女子の部の田畑咲花さん(26)=群馬県=に決まった。
5部門に延べ71人が出場し、初日の28日に予選を行った。文科相賞の2人は、市民祭「岡谷太鼓まつり」(8月13、14両日、イルフプラザ平面駐車場など)のメーンステージで演奏する。
文科相賞を受けた田畑さんは2回目の出場で「昨年は悔しい思いをして練習に励んできた。まだまだ自分は上り詰められるところがあるので、また挑戦したい」と話し、10年目の挑戦で最高賞に輝いた小池さんは「(岡谷太鼓まつりは)目標にしていたステージ。岡谷の街、諏訪湖に響かせられるように精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。
大会は、2000年のミレニアムを記念し、直径2000ミリの平胴太鼓を製作したのを機に始まった。最終日は、例年の団体の部に代えて石川県復興チャリティーコンサートも行われ、過去に優勝した県内外の4団体が出演した。
文科相賞以外の入賞者は次の皆さん(男子、女子の優勝は文科相賞受賞者が兼ねる)。
▽男子=②塚本隼也(東京都)③西田洸(千葉県)
▽女子=②坂本悠菜(神奈川県)③大澤真実(千葉県)
▽ジュニア=①坂本陽向汰(神奈川県)②田村虹海(栃木県)③上大蔵(同)
▽マスターズ男子=①上光(栃木県)②生田隆明(三重県)③池内順平(東京都)
▽同女子=①森綾子(東京都)②シャンイ・フゥァン(米国)③萩原牧恵(埼玉県)
(写真は、文科相賞を受けた小池さん㊧と田畑さん)