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諏訪の酒と食を楽しんで  10月4日上諏訪街道呑みあるき

2025年6月28日


 上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるき実行委員会は27日、諏訪商工会館で開き、ことしの開催日を正式決定した。10月4日(土)午後1時〜5時、国道20号の諏訪2丁目交差点から元町交差点まで約500メートルを歩行者天国にして開催する。沿道に立ち並ぶ「諏訪五蔵」の日本酒と地元の自慢の食で来場者を楽しませる。
 市と諏訪商工会議所、諏訪五蔵、まちづくり団体などでつくる実行委員会が主催する。飲み歩きイベントは1998年に始まり、コロナ禍などによる中断を経て2023年から再開。ことしで41回目の開催で、全国の日本酒ファンに知られる諏訪の名物イベントとなっている。
 チケットは7月4日(金)から、インターネット予約サイト「イープラス」で発売する。販売枚数は昨年と同じ3000枚とし、チケット代は税込み4000円。昨年は開催2週間前に完売する人気ぶりだったという。
 当日はJR上諏訪駅前のアーク諏訪2階をチケット引き換え会場に、合計25種類以上の地酒の試飲、地元飲食店による「おつまみ屋台」、地元の魅力発信ブースなどを設ける。交通規制は正午〜午後6時を予定する。
 昨年からの変更点として、池田歯科医院駐車場の本部に救護所を新設し、体調不良の人に対応する。会場周辺の「休み処(どころ)」を2カ所増設し、計6カ所で座って休めるようにする。
 金子ゆかり市長は「市民が国道を歩行者天国として活用する珍しいイベントでもある。ことしも多くの皆さんに参加してもらいたい」と期待。山谷恭博会頭は「遠方の観光客だけでなく、住民の皆さんも楽しめる祭りとなるように協力を」と呼びかけた。
 問い合わせは諏訪観光協会(電0266・52・2111、平日午前9時〜午後5時半)へ。(写真は開催をPRする実行委員会)