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地元の新鮮野菜などずらり オープンエアマーケット

2025年6月22日


 岡谷市は21日、本年度初回の「オープンエアマーケット」(青空市)を岡谷蚕糸博物館マルベリー広場で開いた。農家や各種団体、移動販売の事業者ら9組が参加し、朝取りの新鮮野菜や加工品、雑貨などを販売。夏空の下、出店者と消費者が対面販売ならではの会話も楽しみながら、ひとときを過ごした。
 予定時間前から、同館敷地内の駐車場や木陰などで来場者が販売開始を待ち、始まりが告げられると思い思いに各ブースを回った。
 「これは富士見町で栽培が盛んなルバーブですよ」「朝取りのキャベツで水が出てくるから、持ち帰る時は気を付けてね」などとコミュニケーションを深める姿もあった。
 ほぼ毎回、このイベントに来場しているという男性は、妻や孫と買い物。「野菜が新鮮だし、スーパーなどでは見かけない珍しい品が出てくることもある。少しは日にも当たらないといけないし、こういうイベントはいいですね」と話した。
 同事業は2020年、新型コロナの影響で、農産物の販売機会が減る生産者を支援するとともに、地産地消を推進しようとスタート。本年度は7、8、10月の各第3土曜日にも実施する予定。(写真は目当ての品を購入する来場者)