NEWS
夏の活気と安全を祈願 霧ケ峰開山祭
2025年5月30日
諏訪観光協会29日、霧ケ峰開山祭を霧鐘塔前広場で開いた。観光団体や地元関係者など約40人が参列し、神事の前には、市グライダー協会がフライトを披露。自然の恵みに感謝しながら、夏の観光シーズンのにぎわいと安全を願った。
佐久秀幸会長は「霧ケ峰を守る皆さん、観光で訪れる皆さんに感謝。自然豊かな霧ケ峰を守り、新しい観光名物を作りたいと思う。諏訪湖スマートインターチェンジの開通で、地域全体が観光客でにぎわうように」とあいさつした。
昨年の霧ケ峰の年間観光客数は約224万2千人。前年から6・7%(約14万人)の増加で、コロナ禍前2019年以来の220万人台まで回復した。
市全体では、約613万6千人となり、こちらも5年ぶりに600万人台に達した。観光消費額は約203億5千万円で、前年から17%(約29億5千万円)増。物価高の影響が懸念されるものの、コロナ禍前の水準に戻ってきているという。
(写真は、観光振興を願い霧鐘塔前で乾杯をした)