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「eバイク」で観光地へ

2020年7月18日

eバイク200717
 下諏訪町地域開発公社は17日、レンタサイクル事業を充実させるため電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」を導入した。これまではシティーサイクル用の一般自転車だけだったが、多様化する利用者ニーズを参考に整えた。eバイクは23日(木=祝日)から、町の観光施設「しもすわ今昔館おいでや」で貸し出す。
 サイクルツーリズムの推進を狙い、公社は町からの補助金を受けて黒を基調とした3台を用意し、費用は75万円。一般の自転車に比べて車体が軽量で、電動アシストで最大237㌔走行できるという。
 同日、今昔館で青木悟町長による検収があった。納入した業者の説明を受けて、理事者らが試乗し、青木町長は「坂道でも快適に乗ることができ、観光地を巡ってもらういいアイテムになる」と述べた。
 公社では地域住民や観光客への貸し出しのほか、eバイクを活用したガイドツアーなどを企画していく方針。「自転車に乗る人は増えている。eバイクを取り込んだサイクルツーリズムを進めたい」とする。
 貸出時間は3月〜11月が午前9時〜午後5時、12月〜2月が午前9時半〜午後4時半。年齢、身長制限を設け、原則予約制。1時間500円で利用でき、下諏訪、岡谷、諏訪の3市町に出掛けることができる。
 公社のレンタサイクル事業は2010年度に始め、昨年度は2324台の利用があった。
(写真は、業者から説明を受けてeバイクを検収する青木町長)